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「お隣さん」シリーズ 「47日目」 UPしました。 ウチの佐助、特にこのシリーズの佐助は、とにかく独りでくよくよするのが基本ですね。 早くなんとかしてあげてください、ヒロイン。あ、いや、雅がなんとかしなければ・・・。 週末は、百里基地の航空祭に行ってまいりました。 最初は、どうしようと思ったんですよ。絶対すごい人出だから。夜が明ける前に出発しなきゃならないから。 そしたらダンナの友達が、前日に地元の人向けに行われる航空祭のチケットを入手しまして。ちゃっかり混ぜて いただきました。 そしたら、まさかの雨。 親子でカッパ着てました。メインのブルーインパルスも編隊組んでまっすぐ飛ぶしかできなくて。 やっぱりああいうのは青空で見たいです。 でも、色々考えたので、長編2の番外が1本できるかもしれない。 9月は色々忙しいのですが、第1弾が過ぎ去りまして。つい悪い癖が出ました。 雅、忙しいのが終わると、自分にご褒美とばかり、ゲーム欲しくなるんですよ。 で、日参させていただいているサイト様(ジャンル違うけど)で、よく話だけ聞いていたせいか、P4を買って しまいました。なんで、RPGに手を出した、雅・・・。1日平均2時間もできないのにクリアまでどのくらい かかるのでしょう・・・。 でも、音楽いいですね、これ。 拍手ありがとうございます!励みにさせていただきます! 下におまけ。よくある設定(子供の幸村と暮らす保護者的立場の佐助)での妄想。
「佐助!10枚たまったでござる!」
旦那が嬉しそうに言いながら走ってくる。 手にはシールの貼られた紙。 はいはい分かってますって。
「こらこら廊下は走らない。減点するよ?」
腰に手を当てて注意すると、旦那はあわてて止まり、俺を見上げた。
「こ、これからは気をつけるでござる。」
その顔に笑いをこらえながら、しゃがんで目線を合わせる。
「じゃ、今回は許しちゃおう。紙、見せて?」
ウチではいくつか旦那にもできるようなお手伝いを用意して、それができるとご褒美としてシールをあげている。 玄関前を掃くとか、風呂場の掃除とか。 で、それが10枚たまると、お駄賃として100円あげるという決まりなのだ。 旦那が誇らしげに出した紙には10枚のシールが並んでいた。
「はい、お疲れ様。この前の2枚と合わせて300円ね。」
ポケットから財布を出す。
「でもどしたの?いつもなら100円分たまったらすぐもらうのに、今回は300円たまるまで待つなんて。何か欲しいものでもあった?」
100円玉を出しながら聞くと、旦那がちょっと口ごもった。
「む・・・それは・・・」
お駄賃と言っても、必要なものは一緒に買い物に行った時に買うし、こうしてもらったお金は友達と駄菓子屋なんかで使うくらいだ。 まとまった額 (300円だけど) になるまで待つなんて初めてのことだった。 首をかしげながらお金を渡そうとした俺を、思いきったように見て旦那が言った。
「さ、佐助・・・その、50円玉にしてもらえないだろうか。」
「50円玉?これ全部?」
「う、うむ、それで・・・紐に通してもらいたいのだ。」
そこまで聞いてピンときた。
「あー、分かった。旦那 『ゆっきー』 がしたいんだ。」
「そう!そうなのだ!」
このところ子供達の間で大人気のアニメ、『全国ばさら』。 5人組のヒーローが、全国津々浦々を巡りながら悪の魔王、ノブナーガと戦うというものだが、旦那はその中の紅の戦士ゆっきーの大ファンなのだ。 ゆっきーのトレードマークは赤いハチマキと首に下げた六文銭。
「でも50円玉でいいの?色的には5円玉の方が近くない?」
「ゆっきーはそんな安っぽい男ではないのでござる!」
「はいはい」
かくして希望通りに50円玉を首にかけ、ついでに赤いハチマキもした旦那はご機嫌だった。
「佐助!どうだ!?」
「うんうん、カッコいいよ。旦那ホントにゆっきーみたい。」
「では政宗殿にも見せてくるでござる!」
『政宗殿』 は旦那の遊び友達。こちらは蒼の戦士ひっとーのファン。
「気をつけて行くんだよ。夕方には帰ること。」
「あい分かった!」
かけていく旦那を見送りながら、口元がほころぶ。 よーし、今度ゆっきーが着ているような赤いジャケットでも作っちゃおうかなあ。