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俺は伊達政宗。小学校3年生。 「いってらっしゃいませ、政宗様。お忘れ物はございませんか?」 「ノープロブレムだ、小十郎。行ってくるぜ」 今日から学校で英語の授業が始まる。 まあ、日頃から英語を自在に操る俺にとってはまだお遊びみたいなもんだがな。 これでクラスのみんなにいいとこを見せてやるぜ。 (ところが、英語の時間) 「オー、マサムネサン。セッキョクテキナノハイイノデスガ、 チョーットハツオンガワルイデスネ」 「……!」 そんなバカな! 俺が英語でケチつけられるなんて! 「はっ! やっぱり政宗は田舎モンだなあ」 「お前が言うな、元親!」 「ま、政宗殿、元気を出してくだされ」 「ほっといてくれよ、幸村!」 (その日の帰り) 「はあ……なんだか自信なくなったぜ。 でも小十郎に言ったら家庭教師でもつけられるんだろうな。 それじゃ幸村と勝負する時間もなくなっちまう」 ふと見るとポストに俺宛てのダイレクトメール。 「なんだ?チャ〇ンジ?」 そういえば、この手のやつってちゃんと見たことなかったな。封を開けてみる。 「こ、これは!」 『1日10分の勉強でみるみる英語が上達! 付属のCD-ROMで発音もバッチリ!』 「これこそ俺の求めてたやつだぜ! 小十郎!」 俺は家に駆け込んだ。 「お帰りなさいませ、政宗様。今日の学校はいかがでしたか」 「それより小十郎、これ見てくれよ!」「なんです? ……チャ〇ンジ?」「ああ! 俺そいつで勉強したいんだ!」「勉強なら先日買って差し上げたBASARAドリルがございますが」「あれは分かりにくくてダメなんだ。このチャ〇ンジでやりたいんだよ」「プレゼントとやらにつられているだけではございませんか? どうせ長続きは……」「そんなことはねえ! チャ〇ンジなら短い時間でも身に付くし、発音もバッチリなんだ! 頼むよ、小十郎! 俺英語得意になりたいんだ!」 具体的に熱心に頼むこと、とちゃんとコツも書いてあったのだ。 さすがだぜ、チャ〇ンジ。 「……分かりました。どうやら今回は本気のようですし」「サンクス、小十郎!」こうして俺はチャレンジで勉強することになった。 (そして、次の英語の時間) 「スバラシイデスネ、マサムネサーン。ネイティブノヨウナカンペキナハツオンデース」やった!これからもチャ〇ンジで頑張るぜ! …とまあ、きっとこんな感じ(笑)。 性懲りもなく第2弾(幸村編)も計画している雅です。