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2011 06,27 18:39 |
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久々にBASARA佐助短編 「自動車教習所にようこそ」 UPしました。
すみませんね、リク中断してて。先日いただいたメッセージに「教官」って文字がありまして。 別に教習所とは何の関係もなかったのですが、なぜかその文字を見た瞬間、むくむくと雅の 脳内にそんな話が展開されてしまいまして。ありがとうございました、にゃも様! それにしても最初は普通に親切な教官と普通に仲良くなる話だったはずなのですが、 なぜにこんなことに…(遠い目)。 もっとも雅が免許取ったのはもう15年以上前ですね…。あ、なんか気が遠くなりそうになった…。 はっきりいって雅も出来のいい生徒ではありませんでした。まあ、ここまでひどくもなかったですけど。 仮免の試験で左折で脱輪して、さらにそこから抜け出す際に安全確認忘れたせいで 1回落ちたなんて今じゃ笑い話だよね…。 話は変わりまして。 昔話、って結構今時の子って知らなくて。さらに最近は残酷(とされる)描写が削られたり、 結構重要なんだけどそうは思われてない部分が省略されたりしてるんですよね。 先日娘を寝かしつけながら白雪姫の話になりまして。 「あれって、リンゴ食べる前にも2回だまされてるんだよ、知ってる?」 「知らない。リンゴだけじゃないの?」 ざっと説明したところ、「それ、BASARAでやって」と言われまして。 魔女=光秀 白雪姫=幸村 小人=(1人で)佐助 というキャスティングにしたら娘、即座に 「じゃあ、しらゆきむらだね!」 ……親として、娘の行く末に一抹の不安を覚えました。 拍手・メッセージともありがとうございます!励みにさせていただきます! 自分より美しいものがいるなんて、許せません。お妃は変装すると 山を越えて出かけていきました。 「これはこれは美しいお嬢さん…どうです、ベルトなどいかがですか?」 「某の格好ではベルトなど使いようがないと思うが…」 「あなたは少しお腹を出しすぎです。これを巻けばきっと寝冷えもしませんよ」 「そういえば、ゆうべも佐助に怒られたのでござった。では巻いてみるとしよう」 ところがお妃が力いっぱい巻いたので、しらゆきむらはその場に倒れてしまいました。 「ああ、楽しい…」 お妃は城へ戻り、帰ってきた佐助は、床に横たわるしらゆきむらを見つけました。 「旦那っ!?これはいったい…。ん?これは?」 佐助が見慣れないベルトをはずすと、しらゆきむらは意識を取り戻しました。 「す、すまぬ、佐助…」 「いい?旦那、もう知らない人に物もらっちゃだめだよ」 ところが、しらゆきむらがまだ生きていると知ったお妃は、今度は櫛を持って訪ねてきました。 「これは麗しいお嬢さん…どうです、櫛など」 「知らない人から物をもらってはいけないでござる」 「では梳かすだけでも。後ろに寝癖がついていますよ」 「こ、これはかたじけない」 そのすきに、お妃は毒の塗られた櫛をさしたので、しらゆきむらはばったりと倒れてしまいました。 しかし、これも佐助の機転のおかげですぐにはずされ、しらゆきむらは助かったのでした。 「いい?旦那、もう、絶対ぜっっったい知らない人から物もらっちゃだめだよ!?」 「も、もらったわけでは…」 「口答えは認めません!」 しかし、誰もが知っている通り、しらゆきむらは毒りんごを食べて今度こそ死んでしまうのです。 「旦那…あれほど言ったのに…」 佐助が打ちひしがれていると、信玄がやってきました。 「このばかものがあ!佐助の忠告も聞かず、このざまとは情けない!」 その言葉とともに盛大に殴られたしらゆきむらは、ふっとばされた衝撃で喉からりんごが 転がり出て、めでたく生き返ったのでした。 PR |
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