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2010 11,04 14:00 |
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BASARA 政宗短編 「過去」 UPしました。
意外な気もしますが、初の政宗夢です。脇役としてはずいぶん出張ってますからね…。 そして雅は政宗というとこのネタを避けて通れない。 「野菜畑」と照らし合わせちゃうとちょっとつじつま合わないかもしれませんが、 そこんとこは別物ということでよろしくお願いします(笑)。 悩みが深い割に立ち直りが早いのも雅だから。いいんです、根本的な解決には なってないんだから。結局、一生ものなんです(いいのか)。 昨日は文化の日、ってことで、雅の地域の図書館やその周辺でもイベントしてました。 で、わが茨城には子供たちの未来のために交通事故や飲酒運転撲滅を訴える ご当地キャラ、イバライガーがいるのですが、そのショーを初めて見てしまいました。 すごい人気なんですよ。ショーの後の握手会に並んだ列の長かったこと。 いや、さすがにウチは並びませんでしたが。 で、昨日見たのは黒いイバライガーだったんですよ。雅もそんなに詳しくなくて、 「あれ?イバライガーって赤くなかった?」とか思ってたんですが、後でHP見たら 赤いのはイバライガーR、で黒いのはイバライガーブラック。ブラックは「正負の感情の 判断が出来ない」故に「時に人間やイバライガーRにも、牙を向くことがある」そうで。 ああ…そうか、それであんなそっけない口調だったのね。雅、今流行りの(?)ツンデレかと 思っちゃったよ…。 で、図書館で語りのイベントをやってまして。その中の「3匹のやぎのがらがらどん」を 聞いて思ったネタ。 冗談が許せる方だけどうぞ。 拍手・メッセージともありがとうございます!励みにさせていただきます! 昔、あるところに3匹のやぎが住んでいました。 3匹とも名前はがらがらどん。ある日、がらがらどん達は美味しい草を食べて 太ろうと、山へ出かけて行きました。 「うおおおおお! みなぎるう!」 「旦那、静かに行こうよ」 「相変わらずだな、お前は」 ところで、山に行く途中にはつり橋があり、その下には恐ろしい魔物、トロルが 住んでいました。 「ああ…出番はまだですかねえ…クク…」 つり橋は狭いので1匹ずつわたることにしました。 カタッカタッ 山あいに蹄の音が響きます。 「誰ですか…? 私の橋をカタカタいわせるのは…」 「へ? やぎのがらがらどんだけど」 「そうですか…ではあなたをひとのみにしてしまいましょう…」 がらがらどんは、橋の下を見てぎょっとしました。 はっきり言って、彼の一番苦手なタイプです。 「あー…悪いけどさ、俺様あんたの相手をしてる暇はないんだよねえ。 もうちょっと待ってくれたら、もっと大きいやぎが通るからさあ」 「そうですか…ではそれを待つとしましょう」 やがて、次のがらがらどんがやってきました。 「うおおおお! こんな橋ごとき!」 やかましい声が山にこだまします。 「なんですか…うるさいですねえ。あなたが次のやぎですか」 「いかにも! 某がらがらどんと申す!」 「あまり食欲のわくタイプではありませんねえ…。やぎはあなたで最後ですか?」 「むっ? よく分からぬが期待に添えなくて申し訳ない。某の後からもう1匹 通るはずでござるが」 「そうですか…ではそれを待つとしましょう。さっさと行ってください」 そして、最後のがらがらどんがやってきました。 ガタン!ゴトン!ガタン!ゴトン! 勇ましい音が響きます。 「あなたですか…最後のやぎは」 「おう! 俺が一番大きながらがらどんだ! で、てめえは何だ?」 「待っていたのですよ…ではあなたをひとのみにさせていただきましょう」 いつでも一戦交える気で自信満々で答えたがらがらどんでしたが、相手を 見るなりどん引きしてしまいました。こんな奴の相手などしたくありません。 「どうしました…? 早くいらっしゃい」 「あー、その、すっかり忘れてたが今思いだした。実はな…俺の後から もっと食いでのある奴が来るはずなんだ」 「本当ですか…?」 「ああ、本当だとも。もうすぐそこまで来てるはずだ」 「そうですか…ではそれを待つとしましょう」 「Good luck!」 こうしてトロルはいつまでも待ちぼうけをくうはめになり、3匹は山で美味しい草を お腹いっぱい食べて、来た時とは違う道で帰ったのでした。 めでたしめでたし。 PR |
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