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2009 09,04 11:24 |
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いつまでも夏コミってわけにもいかんと、拍手を更新しました。
それにしても、男と女をくっつけるって、なんでこんなに難しいのでしょうね。 気が付くと、朝夕めっきり涼しいですね。あれ?夏あったっけ?みたいな。 他の季節に比べて、夏が終わると「あああ何にもやってない」という気になるのは、やっぱり学生時代の 夏休みの名残なのでしょうか。単に雅が成長してないだけでしょうか。 しかも今年の夏は。考えたら愕然としました。 本、2冊しか読んでない。 絵本ならいっぱい読んでますよ。家にある本の読み返しは何冊かしましたよ。 でも、新しい本は2冊しか読んでない。大丈夫か、雅。 というわけで、覚書代わりに。 1冊目は田口ランディ女史の「コンセント」。 すごい今更ですよね。でも、話題になっているときは読まないのがへそ曲がり雅。気になってはいたのですが。 でも、こういうの久しぶりに読みました。なんていうかどろどろした、っていうか、ちょっとオカルト(?)っていうか。考えたら、20歳前後はこんなのばっかり読んでました。村上龍氏の「コインロッカーベイビーズ」を 読んで、「やばい、これこのまま持ってたら引きずられる」と思ってすぐ売ったのもその頃だし、夢野久作氏 の「ドグラ・マグラ」を読みつつ、「これ読了するまで、自分は正気でいられるのだろうか・・・」とか怯えながら 結局最後まで読んだのもその頃。 一時期遠ざかっていたので、もうそういうのは読めないかと思ってましたが、そうでもないと分かってちょっと 安心。すごく引き込まれて、その状態がまたすごく気持ちよくて。やっぱり読書は快楽ですわ。 話に関しては、後半の展開はちょっと意外でしたが、「死」というもののとらえ方、そこに関わる人達の考え方 など、雅にとっては新鮮で、考えさせられました。 ところで、これ、3部作なんですよね・・・。どうしようかな、読みたい・・・けど・・・。 2冊目は大好きな梨木香歩女史の「沼地のある森を抜けて」。 もうなんで、この方の文章はこうも居心地がいいのでしょう。そのままひたひたと浸っていたくなります。 ぬか床に卵が出現して、その中から・・・ってなんでそんな発想が・・・でもって、なんでそれがこんなに静かで 綺麗な作品になるのかがもう・・・。 2つの世界が平行して語られるところは村上春樹氏の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を彷彿 とさせました。あれも大好きなんですよ。 でも正直、やっぱり後半がそうなるとは思ってなかった展開で、驚きました。多分、雅にはちゃんと理解できて いません。専門知識がない、という意味ではなく、作者が何を意図して書いたのか、という意味で。 この本に限ったことではないですが、「この人はこれを書くことで何を言いたかったのだろう」と思う作品に 出会うと、ひょっとして雅は馬鹿なのかしら?と思うのです。 他の人はこれを読んでどう思うのだろう。完全に理解しているのだろうか。どう感じたら「理解」したとなるの だろうか。 雅は理解が出来ないまま、でもその雰囲気が好きで、その世界に身を置くことの快楽を求めて読書するような人間なので、作者の方からしたら、それってどうなのだろうとか思うわけです。 でも、やっぱりやめられない(笑)。だって気持ちいいんだもん。 あああ、本読みたくなってきた。いや、でも今は他にすることが・・・。 とりあえず、来週は「お隣さん」UPしますね。 拍手・メッセージともありがとうございます!励みにさせていただきます! 1日 水無月 仁 様
お題、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!なんとかまとまってホッとしております。 なぜか、雅はああいうくっつきそうで、くっつかなさそうで・・・っていうのを書くのが好きですね。 ええ、もう幸村にはぜひ1発(なんなら2発)殴っていただきましょう。でも彼のことですから、その後は 根にもったりしないんですよ。いい子です。そこが佐助と違うところで(ええ)。 水無月様もお忙しそうですのでお体にお気をつけて。日記を拝見して、最近の中学生事情とか参考に なります。メッセージありがとうございました! PR |
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